第7回東京国際合唱コンクール(TICC2025)
ルグランでは、2019年の第2回(TICC2019)より毎年予選にエントリーしており
幸い、毎回本選へ進むことができています。今回で6回目の本選出場となりました。
今年は海外合唱団が実に9カ国31団体!例年以上に国際色豊かで、会場内も熱を帯びているように感じました。
海外の素晴らしい合唱団の出場が増えるということは、当然出場団体のレベルも上がります。
特に我々が出場した現代音楽部門では、全団体が90点以上金賞を獲得するという凄まじい結果となりました。
そのような結果の一員にルグランが加われたというのもまた嬉しい限りです。
今回は
・ Cumulus (Sze Ying Chan・課題曲)
・ Les Chansons des roses より 2. Contre qui, rose (Morten Lauridsen)
・ De circuitu aeterno (Petr Eben)
の3曲を演奏しました。
⬆️本番当日の演奏動画です!
「Cumulus」は非常な技巧的な楽曲で、我々に足りない【技術】の部分が試される、文字通り課題曲となりました。4パートそれぞれで全く異なる動きが重なり合わさる構成のため、1パートずつ歌っては合わせて歌っては合わせて…と、地道に積み重ねていきました。
「Contre qui, rose」は、ルグランの強みを活かせるものとして選ばれた自由曲。
6月に開催された奈良県合唱祭でも演奏しました。
課題となったのは歌詞です。あまり馴染みのないフランス語がテキストで、発音に一苦労‥。
本番当日練でも、皆で詳細に発音を確認し合って統一感を高めました。
2つ目の自由曲「De circuitu aeterno」は、2014年度の関西コンクールで演奏しており、11年ぶりの再演でした。"永遠の循環"という邦題の通り、調が目まぐるしく変わり循環していく楽曲です。こちらもまた高い技術が求められる楽曲で、みっちりと練習しました。
⬆️こちらは「Cumulus」"だけ"を3時間練習し続けた日の練習風景です。
練習当日は上手くいかないところも多くかなり苦しかったですが(笑)、コンクールの結果と我々のレベルアップに繋がった重要な一日となりました。
コンクールに出場する大きな目的の一つに「練習を通じてのレベルアップ」があります。
3曲とも練習では一苦労しましたが、練習の過程で「身に付いた!」「できるようになった!」と、技術習得や成長を自覚できた場面が多く、沢山のものを得たコンクールとなりました。このようにして得られたものは、金賞という結果以上に大きな価値になったのかもしれません。
今回の経験を糧に、これからも皆でレベルアップを目指して頑張っていきます!
さて、そんなTICCから本日まで2週間ほどお休みし‥
明日からは、来年1月に開催する「9thコンサート」に向けた練習を開始します!
練習見学はいつでも大歓迎ですが、特にこの、新曲に取り組み始めるこのタイミングは見学者の方にも加わっていただきやすい良いチャンスです。是非一度、練習を見にきていただければと思います。
練習日程はこちらから。
練習見学のお申し込みはこちらから。(Google Formへ飛びます)
お待ちしております!
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